東西温泉王が統合⁈東の大江戸温泉物語、西の湯快リゾートがGENSEN HOLDINGSへ


2024年11月1日に大手温泉施設運営会社、東の大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社(東京都中央区)西の湯快リゾート株式会社(京都市)が統合しGENSEN HOLDINGS株式会社が設立されました。

今まで東と西でライバル同士だった会社がどうして統合することになったのでしょうか?

この記事ではGENSEN HOLDINGS株式会社についてと今後、大江戸温泉物語湯快リゾートがどうなっていくのかについて書きました。

目次

統合について

大江戸温泉物語37の施設と湯快リゾート29の施設、合わせて66の施設になります。

大江戸温泉物語グループのブランドに統一され、湯快リゾートの名前は完全になくなります。

統合する理由

公式発表

現在の旅行市場は、市場規模こそコロナ禍前の水準まで回復しているものの、円安などによる生活防衛意識の高まりや、旅行習慣の意欲低下などの影響により、旅行者数は減少傾向にあります。
この状態が続くことで、旅行が日常から遠ざかり、“旅行文化”が希薄化することが懸念されます。
これを背景に、“温泉旅行を手軽に楽しめる”カジュアル温泉宿を展開してきた大江戸温泉物語と湯快リゾートがひとつになることで、温泉旅行をより身近な存在にすることや、より良質な温泉宿泊体験をお届けすることが可能になると考えました。
統合を経て、日本古来の文化・伝統であり、現在は海外の方をも魅了する、日本の大切な観光資源「温泉文化」を牽引するリーディングカンパニーを目指します。

ミヤカツ

急増する訪日外国人に対応するためと、需要の取り込み、慢性化する人手不足対策のためだと分析している専門家もいました。

統合後の施設は

統合後の施設は大きく分けて4タイプに分けかれることになります
下記にて各施設の特色を紹介します。

大江戸温泉物語

大江戸温泉物語

大江戸温泉物語は全国に37施設あります。
部屋でのんびり過ごしたり館内施設で盛り上がったり、思い思いの時間を手頃な料金で過ごせるスタンダードなタイプのお宿と施設です。
宿ごとに特徴のある上質なお湯と、多彩な創作バイキングを思う存分堪能できます。

大江戸温泉物語 Premium

大江戸温泉物語Premium

大江戸温泉物語 Premiumは全国に19施設あります。
遊びとくつろぎ、思い思いの贅沢が見つかるワンランク上のPremiumの宿です。
滞在中に何度でも利用できるプレミアムラウンジでは、生ビールなどのアルコールやソフトドリンク、アイスキャンディーなどを無料で楽しむことが出来ます
家族の楽しい時間も、大人のくつろぎ時間も、満喫できること間違いなしです。

大江戸温泉物語 わんわんリゾート

大江戸温泉物語わんわんリゾート

大江戸温泉物語 わんわんリゾートは全国に2施設あります。
なんと!!わんちゃんとずっと一緒に楽しめる温泉宿です。
わんちゃん同伴専用の温泉宿なので、他の利用者に気兼ねなく、ゆっくり過ごすことが出来ます。

TAOYA

TAOYA

TAOYAは全国に7施設あります。
高級温泉リゾートホテルブランドです。
豊かな自然に包まれ、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
オールインクルーシブでゆったり過ごすリゾート体験を堪能できます。

石川県和倉温泉の金波荘は2024年能登半島地震の影響で休館中です。
(2024年11月現在)

統合前の会社について

ここでは統合前の2社について簡単にまとめました。

大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社とは

大江戸温泉物語株式会社は、日本全国で温泉施設や宿泊施設を運営する企業で、温泉を中心とした観光リゾートの提供に特化しています。
2001年に設立され、東京都お台場に「大江戸温泉物語」の第1号施設をオープンし、江戸時代の風情を再現したテーマパーク型温泉施設として人気を博しました。

湯快リゾート株式会社とは

湯快リゾート株式会社は、西日本を中心に格安ホテルや温泉旅館を運営する企業です。
廃業したり競売にかけられたりしている宿泊施設を買収して再生させる手法(いわゆる居抜き出店)を用いて規模を拡大していました。
キャッチコピーは「日本の温泉を身近にする湯快リゾート」です。

まとめ

今回は2024年11月1日に大手温泉施設運営会社、東の大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社と西の湯快リゾート株式会社が統合しGENSEN HOLDINGS株式会社が設立されたことについて書きました。

西日本出身の私としては湯快リゾートの名前が消えてしまうのは、寂しく感じますが、大江戸温泉物語にブランド統一されても湯快リゾートの良さはそのままに、さらにパワーアップした施設に生まれ変わることを期待したいと思います!!

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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