熊本県人吉市には麺が長すぎると有名なラーメン屋「大勝軒」があります。
麺の長さはなんと6m!!
2024年12月17日に日本テレビ系列で放送されているオモウマい店でも紹介されました。
なんでこんな長い麺を作ったのでしょうか?その理由には深い訳が・・・
この記事では熊本県人吉市の麺が長すぎるラーメン店「大勝軒」について書いてます。
「大勝軒」について
外観や店内はとても綺麗なお店です。
実は、2020年7月に人吉市を襲った豪雨で「大勝軒」も甚大な被害を受けてしまいました。
しかし、豪雨からおよそ2年半となる2022年の12月初旬に元の場所で「大勝軒」を復活させることとなります!!
店主の原田政勝さんは被災当時78歳だったそうです。
それでも店を再建させる不屈の精神に感服しました。
基本情報
大勝軒
住所:熊本県人吉市紺屋町118
電話:0966-23-2057
定休日:なし
営業時間:11時〜15時 17時〜0時
駐車場:無
支払い方法:現金のみ
ヒストリー
2020年7月4日朝、人吉市中心部を流れる1級河川・球磨川が7月3日から降り続いた集中豪雨のため氾濫しました。
人吉市全世帯の約5分の1に相当する約3000世帯が浸水し、溺死などで21人が亡くなリました。
当時人吉市の中心部で28年間営業していた「大勝軒」も2階まで浸水しお店は解体せざるをえない状態でした。
*上の画像は被災する前の「大勝軒」です。
店主の原田政勝さんは被災当時78歳でしたが不屈の精神で、2020年12月に「モゾカタウン」という仮設商店街にて営業を再開します。
原田政勝さんは仮設での再開にあたって、新たなチャレンジも始めます!!
なんと自慢の製麺機で、6mもの長さの麺を作リました。
その6mの麺を作って「長長長メン 球磨川ラーメン」という新メニューを考案。
話題性のあるメニューを作って、仮設商店街に人を呼び込むのが目的でした。
「長長長メン球磨川ラーメン」は一躍、各メディアでも紹介される人吉の復興の象徴的なメニューになります。
仮設商店街の「モゾカタウン」には1号店の「大勝軒」に続いて少しずつ入居者も増え、人吉の町の復興に貢献してきました。
そして、豪雨からおよそ2年半となる2022年の12月初旬についに念願だった元の場所で「大勝軒」を復活させることとなります!!
長さ6mの「長長長メン 球磨川ラーメン」も健在で現在も「大勝軒」の名物メニューとなっています。
メニューについて
*メニューは2024年11月のものです。
「大勝軒」のメニューはとんこつラーメンが一番人気です。
只、ラーメンの種類も豊富でとんこつ以外のラーメンも好評のようです。
価格は全体的に安く設定されており良心的です!!
まとめ
熊本県人吉市には麺が長すぎると有名なラーメン屋「大勝軒」を紹介しました。
私的には原田政勝さんの不屈の精神と人吉市を愛する気持ちに感動しました。
日本テレビ系列で放送されているオモウマい店やその他のメディアには、もっともっと「大勝軒」を紹介して欲しいと思いました。
皆さんも是非、熊本県人吉市に行った際には「大勝軒」の「長長長メン 球磨川ラーメン」を体験してみてください。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。